(会期終了)HKMOA、再びのティツィアーノ|年パス更新も

香港gourmet

あっという間に3月になってしまい…すみません、2月末で会期が終わってしまったのですが、次回また名作が香港にくる日のために、HKMOAの企画展「Titian and the Venetian Renaissance from the Uffizi」のレポをします。

ウフィッチ美術館といえば花の都フィレンツェにあり、イタリア絵画を中心に、ボッティチェリの「春」「ヴィーナスの誕生」、レオナルドダヴィンチの「受胎告知」など名だたる大作を所蔵する美術館。

上の写真は2018年に行ったときのもので…それはそれは素敵な時間でした。加えて、美術館を出た後フィレンツェを歩いていると、街ゆく人々の顔立ちが絵画から抜け出したようにそっくりで、中世から以降、人類の最も美しい姿とされていた遺伝子が脈々と受け継がれているのがとても印象的でした。

そういうわけで、ヴェネツィア派の大家、ティツィアーノが再び来ると言うことで楽しみにしていました。

けして広くはないスペースなのですが、毎回、企画展にあわせて内装のディテールが変えられています。今回は、ゴシック建築のイタリア教会を模したようなデザイン。

平日とはいえ人も少なく、このクラスの作品を間近にじっくり見ることが叶うのは、香港ならでは。

(上:Flora/ Titian 左中:Venus and Cupid with aDog and aPartridge/ Titian 右中:Moses Undergoing Trial by Fire/ Giorgione 下:Solomon and the Queen of Sheba/ Andrea Vincentino )

写真はその中のごくわずかですが、じっくり足を止めてみていたので、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

HKMOAの企画展では、現代のテクノロジーを使って遊べるエリアが毎回用意されていて、今回は、写真をAIでイタリア自画像風にリタッチしてフレームに飾られるというのがあって楽しかったです^^

今は、「Love Letters: Everlasting Sentiments from the Xubaizhai Collection」が開催中。中国アートは全然分からないのですが、ラブレターなんてテーマが面白いですし、春休み子供達とお伺いしたいと思います。

美術館はビクトリアハーバーの目の前。建物自体の景色もいいのでぜひ行かれてみてください^^

上の右側の写真は、受付からエスカレーター上がったフロアのテラスから撮ったもの。これぞ香港という景色なのに人も少ないので、穴場でおすすめです!

ちなみに、今回年パス(LCSD Museum Pass)を更新しました。歴史博物館や科学博物館などでも使え、企画展も別途料金が不要なのは素晴らしいですよね(故宮博物館、M+など除外施設もあります)。いつも家族カード(4枚まで)で、100HKDのものを購入しています。限定辰年デザインで配布中でした。

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