HKMOAと一緒にいきたい、ホテル飲茶とおしゃれレストラン

香港gourmet

「例年、こんなだったかな?」というくらい、蒸し蒸しと暑いこの頃。どこにも出かけたくない…とますます出不精に拍車がかかります。

そういうわけで、灼熱の先日、家族で美術館に逃げ込んできました。お得な年パスで、予約なしで行けるのは、当日予定を決めがちな我が家にも嬉しい。

⬇️年パスの話

香港でも芸術の秋| ティツィアーノからブルース・リーまで

 

今は、MIRO展の会期中。

ジョアン・ミロはカタルーニャ地方出身の画家・彫刻家で、ピカソ、ダリと並び、バルセロナの三大巨匠とも言われています。他の芸術家同様、生涯の中で作風は変わっていきますが、栄養失調による幻覚に着想を得たり、1930年代のスペイン内戦に抵抗するポスターなどを作ったりといった時代を経て、女性、鳥、月などの主題へと移っていきます。

今回の展示もこじんまりとしてはいましたが、時代の流れがわかりやすく、また、立体作品も多く展示されていました。また、ミロのモチーフの浮かぶプラネタリウムや、子供の遊べるブースなどもあり、遊び心あふれるミロらしさを感じられる空間に。

スペイン旅行の際、娘と訪れたミロ美術館。

個人の美術館には素晴らしいものが多いですが、邸宅に招かれたような遊び心と親密さのある空間で、大好きな美術館のひとつです。ひょっとしたら、絵そのものよりも、「この場所を生み出した人」ということでミロが好きなのかもしれません。

 

さて、そんな日のランチはMTRで二駅、佐敦にあるお気に入りのホテル飲茶、逸東軒/Yat tung heenにて。

普段、家族で中華に行くなら、飲茶より四川、広東、北京…などを優先しがちなのですが、ここの飲茶はどれも、脂っこさやしつこさがなくて、美味しいなと思っています。

お勧めは、腸粉のXO醬炒め(写真上中)。腸粉のでろん…とした感じが実はちょっと苦手なのですが、ここのはくちっとした噛みごたえとXO醬の香りで、つい癖になる味わいなんです(このタイプならYing Gee Clubのも好き)。マーラーカオ(蒸しパンのようなの/写真上右)も、ふわっふわで、娘の手が止まりませんでした。

ホテルの地下にありますが、肩肘張らない雰囲気。90分の時間制ですが、さくさく出てくるので、慌ただしい感じはありませんでした。予約は必須です。

ゆっくりお話ししたい、女性同士や大人同士なら、美術館併設のレストランHUEもおすすめです。

目の前には、パノラマに広がるビクトリアハーバー。オーストラリア料理ということでしたが、軽く素材を活かしたフレンチといった趣きで、このクラムチャウダーは、テーブルで注いでくださるプレゼンテーション付き。ゆったりとしたひと時を過ごせました^^

 

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。