【2023夏の子連れ旅】スロバキア街歩き編!
ヨーロッパの魅力のひとつが、風土も文化も異なる国が点在していること。今回、「ウィーンからプラハに行くほどの時間はないけれど、どこか隣国にも行ってみたい…」ということで、電車で小一時間で行ける、スロバキアの首都ブラチスラバを訪れることにしました!
なんと同じEU圏ということで、パスポートチェックもなしでした。先に街の魅力をご紹介して、最後に電車での行き方も載せますね。
ブラチスラバ城
写真の正面、窪んでいる面の右端(城側)から無料のトイレが利用できます
1番の観光の目玉は、1740年にマリア・テレジアがハンガリーの女王となって以降、多くの時間を過ごしたと言われるブラチスラバ城。城自体は一度焼失しており再建された建物なので、どことなく保養所っぽい外観なのですが、ドナウ川と旧市街を望む立地が素晴らしく、とても気持ちのよい場所でした。
今回、ウィーンからドナウ川が見えるエリアには行かなかったので、ドナウ川が見られたのもよかった!橋にかかるのは、UFOの塔と呼ばれている展望台だそうです。
特筆すべきは、敷地内にある木漏れ日と、旧市街の借景が美しいテラスレストラン「HRADNA」。
お料理が美味しかっただけでなく(このロストポークの火入れも素晴らしかったし、マッシュポテトとケールを合わせるのは家でもやってみたい!)、レストランの階段下にはこじんまりとした遊具スペースがあり、子供もひとしきり気持ちよさそうに遊んでいました^^
結局お城の中には行かなかったのですが、とても気持ちのいい場所でした^^ここから道を下ると旧市街に続きます。
世界の原画展を行う、旧市街の小さな図書館
ブラチスラバに行くことにしたのはウィーンに着いてからだったので、旅行本もなにもなかったのですが、その中で「楽しい場所はないかな?」と探した時に偶然見つけたのが、旧市街にあるInternational Centre for the Picture Book in Societyでした。2年に一回、世界中の絵本の原画展を開催しているそうで、2年前には、娘も大好きな絵本『たまごのはなし』も選ばれたそう。
次回の会期はこの秋ということだったのですが、とりあえず行ってみようということでお邪魔しました。こじんまりとした施設ながら、巨大タイプライターや活版印刷の模型など、いくつかのアクティビティがあり、最後には暗号を解くという、子供に嬉しい仕掛けがたくさん。
英語が分かるスタッフの女性が、丁寧に案内してくださいました。他にもいくつかの原画や世界の絵本を集めた小部屋もあります。入場料も安いので、トイレ休憩がてら、訪れてみるのもおすすめです!
旧市街をそぞろ歩き
なかなかに暑かったので、もうさらっとだけになりましたが、旧市街もお散歩してきました。ジェラート屋はたくさんあります!中でもお洒落で賑わっていたARTHUR Gelatoへ。他のところよりも多少お値段しただけあり、リッチなテイストで特別感あり。
他に、特に何を買うではなかったですが、香水がとてもいい香りで小さいサイズがあったら欲しかったお店。
名物らしいモニュメントもあって、みなさん思い思いに写真を撮られていました。
ブラチスラバは駅から観光地までの距離もとても近く、コンパクトで魅力的な街でした。それだけでなく、たった1時間陸路をいくだけで、全くウィーンと趣の違う、風土、街並み、人種、言葉で、この変化を子どもと実感できたのも、とても得難い体験だったと思っています。
➡️次のページでは行き方をご紹介しています。
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