スムーズな引越しを叶える5箇条 in 香港

海外赴任AtoZ

これまでにも少し触れていましたが、
香港在住5年目の今夏、香港内で引越しをしました!

物件を探し始めたのは、4月ごろ。既に住みたいエリアがはっきりしていて、土地勘もあったので、すぐ決まるかなぁと思っていたのですが、そこは不動産。最後まで「本当に引越しできるのか…」という感じでした^^;紆余曲折ありつつも希望の物件に落ち着けたのは、やはり香港2回目ということもあったので、今回、感じた<香港物件探し〜引越しのポイント>をご紹介したいと思います。

I. 物件探し|「同じアパートメント」の「複数の部屋」を見る

まず、香港のアパートメントは、日本だと考えられないくらい同じ建物でも部屋ごとに、内装、間取り、採光、設備等全く違います。ただ、新しい(狭い)⇄古い(広い)という図式は世界共通。そこで今回は、まず候補地から、どこが許容できる狭さと古さのアパートメントなのかを把握することから始めました。

というのも、貸し出される物件の入れ替わりはすごく早いです。そのため、ある程度絞り込んだアパートメントから、ネットで貸しが出ている部屋をこまめにチェックして、気になる物件が出たら、不動産の方にすぐ案内を依頼する方法をとりました。こうして、出会ったのが今回の物件です。業者の方に丸っとお願いしていただけではたどり着けなかったかもしれないな…と思います。


THE海外という内装は、子供も少し大きくなって来た今だから住めるかな?

II. 物件探し|譲れない「スペック」を整理

Ⅰの方法で、同じアパートメントの違う物件をざっと見ていると、いくらフラットごとに違うとはいえ、アパートメントの標準装備がどのレベルかわかってきます。その中から具体的に譲れない項目を整理して、家族と共有しました。この優先順位を家族共通認識にしておくのは、それぞれが満足できる暮らしのためにとっても大切です!

物件の条件(我が家の場合)
<間取り面>
3LDK+WIC、ピアノが置ける間取り、アマ部屋に水回りがないこと
もうないと信じたいですが、、オンライン体制に戻った時に耐えられる広さを基準にしました。また、いくら広くても、メンテナンスの観点から、アマ部屋に水回りがある物件は除外。
<設備面>
バスタブがあること、オーブンとレンジが分かれていること、家具が選べること
日本に比べ通年温暖な香港ですが、冬は意外にも室内が底冷えするので、日本式の生活に慣れている方はバスタブありの方がいいかと思います。
<環境面>
採光が十分あること、あまりうるさくないこと
採光は、階数によってもかなり変わります。ただ、階数が上がると賃料も変わるので、そこは予算とのせめぎ合い。アパートメントによっては、だいたい○階〜▽階なら可という調べ方をしたところも。また、粉塵対策も兼ねて、周りの工事・交通の状況は要チェックです。
→反対に諦めたのは、広さとクラブハウスの充実でした。なかなか全部取るというわけにはいかないですね!


テーブルは旧居から持って来たものですが、こちらにきて朝、青空がテーブルに映るようになりました♡

Ⅲ. 物件探し|オーナーの属性確認

希望の物件が見つかっても、オーナーの胸三寸で契約がひっくり返る可能性があるのが、香港の不動産。住んでいる間に修理やメンテナンスが必要になることが殆どなので、その時スムーズにやり取りできるかはすごく大切です。細々した条件(引渡日、家電系の修理・交換可否、家具予算をどうするかなど)を詰めるにあたって、「反応が悪いな?」と思ったら、別の不動産に切り替えて進むのもひとつ。我が家は、前回も、今回も、最初に契約を進めていたところは実現しませんでした。

➡️次のページは、スムーズな引越しのコツになる、入居前の準備編です!

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