夏休みにおすすめ|香港のアートサイトM+museum

香港ブログ

 

夏休みスタートの今週。

2021年11月にWest Kowloon park(西九龍文化区)内にできたM+へ、お友達親子と行ってきました。

香港は、私たちが来た2018年に広深港高速鉄道が開通し、本土とのアクセスがよくなったり(といっても、コロナ以降運休中ですが…)、それ以降も文化的な施設が次々OPENしたりしています。そのうち、「M+」はこの春に九龍駅から陸橋が繋がったことで、とても行きやすくなったと思います。

ヘルツォーグ&ド・ムーロン(青山のプラダや北京オリンピックメイン会場の通称「鳥の巣」を設計されたチームというとご存知の方もあるのでは?!)、TFPファレルズ、アラップが共同で設計したというこの建物は、コンクリートとウッドがミニマルな雰囲気。土地の高低差と目前のヴィクトリアハーバーの景色を取り込んで、唯一無二の存在感を醸し出しています。

窓から景色が見える部屋は、いい気が流れているようで、特に気持ちがよかったです。

一方、展示はというと…辛口なことをいうようですが、「中国から見た資本主義世界ってこう見えているんだ」というのが感じられた点はあったものの、全体的に浅いというのか、芸術的な深みとは…みたいな作品が多かったです。写真掲載しているのは、その中にあって際立って印象に残ったものです。

そういう意味では、前行った香港芸術館(尖沙咀)の方がこじんまりした資料館という感じでよかったかもしれません。モダンアートというのが難しいというのもありますが涙。とはいえ、暑い香港の夏に涼を求めて、気軽に館内をお散歩するような感覚で、一度はぜひ訪れていただきたい場所でした。無料ですしね!今は予約が必要です。→Klookの公式予約サイト

7/2にはいよいよ故宮博物館もOPENします。こちらは実は結構楽しみにしていて、今月家族で行くべく予約したので、またレポートさせてください!そういえば、芸術つながりで、戯曲センターで見る中国歌劇もよかったので、それもまたご紹介できればと思います。(有言不実行にならないようにしないと〜)

 

 

 

 

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