魅惑の中国茶の世界|香港お茶教室『中國茶倶樂部』のご紹介

Works

香港に駐在が決まった時から、ぜひ習ってみたいと思っていた「中国茶」。この度ご縁があって、初級ー中級ー上級ー教養クラス(全20回)を修了しました^^

そこで、今週は中国茶レッスンやお茶会の様子、そして香港で集めている茶道具についてご紹介します!

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そもそも中国茶に興味を持ったのは、子供の頃、毎年、台湾人の親戚が台湾烏龍をお裾分けしてくれていた頃に遡ります。当時から「中国茶=美味しい」という印象があったものの、いざ香港に住み、お茶屋さんに行けるようになっても、誰もが知っているような決まったお茶をなんとなく買うような感じで。。

一口に中国茶と言っても、こんなに水色が違う!

そこで、包括的に学びたくてお伺いしたのが、『中國茶倶樂部』でした。

講義では「美味しいお茶を 美味しく淹れて 美味しく喫む」ことを目標に、座学と実技の両面を扱います。素人目には、一見違いのわからない茶葉たち。でも、茶葉によって美味しい淹れ方はそれぞれ違うため、ご一緒したメンバーに助けられつつ、さながら大学のゼミのような和気藹々とした雰囲気でのレッスン^^

今回、習ってよかったと思うのは、①パッケージに惑わされず茶葉の良し悪しが少しわかるようになったこと、②これまで試したことのなかったお茶で好みのお茶を見つけることができたこと、③論理的に美味しいお茶の淹れ方を考えられるようになったことでしょうか。

お教室では、たくさんのお茶に触れさせていただけて、世界がぐんと広がりました。最初はもたもた…としていた手元も、回を追うごとに、スムーズに(時々やらかしはありますが^^;)。

先生はもともと新聞社のお仕事で来港され、当時香港に上陸したての台湾茶芸で淹れる中国茶のおいしさに感銘を受け、1997年に香港でお茶教室を始められたとのこと。中国の歴史や故事、地理などを踏まえた広範な知識をもとに、何度も産地に足を運び、お教室以外にも、お茶会や研修旅行を主催されたり、オリジナルのお茶や茶器の制作を手掛けられたりとご活躍されています。

トップとこちらのお写真は、毎月最終金曜日に開催されるお茶会のもので、先生よりいただきました。季節に合わせた色合いが美しいですよね。

今回、私がお世話になったように<じっくりお茶に向き合うコース>から、<単発><短期集中コース>など様々な学び方があるので、香港らしいお稽古事を探していらっしゃる方にも、旅行の合間に、本場のお茶を召し上がりたい方にもおすすめです!場所は銅鑼湾(Causeway Bay・コーズウェイベイ)のSOGO、マツキヨなどのすぐ近くで、通いやすい立地も毎回ありがたかったです。

中國茶倶樂部

先生が淹れてくださるお茶は、ちょっと別次元で美味しいので、ぜひご一飲くださいませ^^

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そんな中、私が中国茶を習っていると知ったお友達が、ご家族のお茶屋さんの中国茶を分けてくださるようになって。

自宅で気持ちを落ち着けて、少し丁寧に、香りよいお茶を淹れるのは至福の時。

まだ全ての用具は揃っていないのですが、お教室で実際に触れさせてもらうことで、欲しいものが明確になったので、引き続き、気に入ったものをこつこつと集めていきたいと思います。

ちなみに、自宅で使っているお茶道具は、ほとんどこちらのお店で購入しました。


お箱の写真は、左からガラスの急須、茶さじ、茶池です。

ついつい色々欲しくなってしまうのが、困ります^^

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