香港でおせちをつくろう!

香港ブログ

香港で迎える、5回目のお正月。

旧正月を祝う香港では、日本のように改まって迎える1月1日ではないため、日本人的にはちょっと物足りない…。そこで、毎年ささやかながらおせちを作ることにしています^^香港でも高級和食店などからお節を買うことができますが、作る派の方、買うほどではないけれど、ちょっと日本の空気を感じたい…という方にご参考になればと、実際に私が買ったおせち食材の入手場所と、参考にしたレシピをご紹介します!


(こちらは2021年元旦のおせち)

黒豆…丹波産の黒豆は出来合いのものしかなく、北海道の黒大豆をCity Superで買いました(前回はやや明るく仕上がりました涙)。個人的な好みで、甘い煮物にお醤油を入れるのが好きではないので、このレシピからお醤油は抜いて。少し寝かせた方が皮がぴんとするらしいと母からきいて、これは29日に水につけて30日の午前中に炊き上げます。

 

栗きんとん
栗の甘露煮…citysuper
金時いも…旺角街市、HKTV mall(店舗で買えました)
栗きんとんは毎年適当な作り方で、ご紹介するのもお恥ずかしいのですが、とりあえず、皮をむいた金時いもをひたひたの水で茹でて、あらかた水分を飛ばして(水が多ければ捨てる)、潰して、こして、甘露煮のシロップで伸ばして、栗と和える感じにしています。

 

紅白なます
金時人参…City Super
合わせ酢は、塩小さじ1/2、砂糖大さじ1、米酢大さじ2、ゆずの絞り汁小さじ1(適宜具材の量で加減してください)千切りにした大根と人参それぞれに分量外の塩を軽くして、しんなりしたところを絞ってから、合わせ酢に入れます。
かまぼこ、伊達巻…City Superが毎年種類豊富で助かっています。
筍の土佐煮、ごぼうのたたき…City SuperやSOGOなど。
今年は、こんな便利なセットもCity Superにありました。
(今年City Superで購入したもの。栗の甘露煮写し忘れました)
結びこんにゃく
娘たちが好きなので、大量に作ります。年によって、だし汁を入れたり入れなかったりしますが、薄口醤油1に対して、みりんを1〜2煮絡めて、ゴマをふったり、おかかをふったり、その時の気分で。

 

牛のたたき…SOGO/Great(hanging steakなど)
元は有元さんのレシピ。牛肉400gの全体に焼き色をつけたあと、ふたをして弱火で8分。醤油1/2カップを一煮立ちさせ、そのお鍋に牛肉を入れてそのまま冷まします。(元のレシピの手順と少し違うのですが、元のレシピで一度お鍋をだめにしてしまったので、今はこれに落ち着いています)

 

鴨ロース煮…例年SOGOでフランス産の冷凍鴨肉を購入していたのですが、今年は取り扱いがなく…探し回って、Feather and boneで発見!

 

海老…旺角街市(Nelson street wet market)
ここのストリートで売られる魚介は種類豊富で活きもよく、生きた海老も魚もしょっちゅう箱から飛び出す本格派なウェットマーケット。青空市場なので、匂いがこもったりせず見やすいです。ここでは、海老やロブスター、魚などを買っています。

 

お雑煮
ほうれん草に関しては、街市のが冬場は肉厚で美味しいなと思います。香港は角もちは簡単に手に入りますが、友人が私が関西育ちと知って丸餅を送ってくれたので、この年はありがたく使わせていただきました。

いかがでしたでしょうか?日系スーパーも多く、驚くほど日本のものが手に入りやすい香港なので、なんとか様になったかなと思います。ちなみに、祝い箸はまだ香港では見つけられていなくて、毎年日本から送ってもらっており、野菜の抜き型なども、やはり日本から持って来てよかったアイテムです。

今年は、ようやくこちらのサイトも軌道に乗せることができた年になりましたが、毎日たくさんの方にお読みいただき、感謝に絶えません。改めまして、ありがとうございました。
どうぞみなさま、良いお年をお迎えください^^

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。