迫力のドラゴンボートフェスティバル in 香港(香港仔、赤柱)

香港gourmet

端午節。香港各地でドラゴンボートフェスティバルが催されました!

端午節は太陰暦で五月五日(五月後半から六月前半の間)の祝日で、楚の詩人、屈原(Qu Yuan)にまつわる日。王政の時代に、彼は正義感が強く、多くの信望を集めていましたが、策略により失脚。失意の中、川に投身します。その時、人々が次々に船を出し、彼を魚から遠ざけようと太鼓を高らかに鳴らし、亡骸を守るためにちまきを投げ入れたという故事に倣って、ちまきを食べ、ドラゴンボートのレースが行われる日となっています。

香港一年目の時に、長女の担任の先生が出場されるということで応援に行って以来、5年ぶり2度目の観戦です。

今年は、せっかくなので

・香港仔(アバディーン)Aberdeen Promenade/Aberdeen West Typhoon Shelter

・赤柱(スタンレー)Stanley Main Beach

の二箇所を回りました。

ちなみに、Sai Kung、Tai O、Shing Mun River (Banyan Bridge-Sha Yin Bridge)、Tai Po Waterfront Park Promenade、Castle Peak Bay、 Tuen Munなどいくつかの会場で毎年同日に開催されています。

アバディーンは、船との距離が近くて本格派!

前回行ったのもアバディーンでしたが、一箇所香港島側で見に行くとしたら、アバディーンがおすすめ。水辺のすぐ脇に歩道が迫り出しているため、近くで観覧できるのがその魅力。実際、欄干から乗り出す様に、立派な三脚にプロ仕様な望遠カメラが並びます。お近くの方にきけば、毎年朝開始の時間から陣取っていらっしゃるそうで、過去の写真を見せてもらったりして、話しながら待つのも楽しかったです。

そして、レースが始まったと同時に、ドンドコお腹に響く太鼓の音に、カシャカシャカシャ…!とカメラのシャッター音がふりそそぐさまは、まさにレース場ならではの臨場感!

スタートからゴールまで、ほぼ直線で400mというコースを活かして、船もよく見る大きさのものから、こんな長いのもあるの?というような大編成のものまでありました。着いたのが11:30くらいで、12:00からの大編成のレースまで。スケジュールを調べて行く時間を決めるのもいいかもしれません。

会場へは中環の交易広場(Exchange square)から70番のバスも出ていますが、MTRからは離れているので、タクシーなどでも。

スタンレーはビーチでお祭りモード。

そのあとは、Uberに乗ってスタンレーへ。20分くらいで着きます。

スタンレーは海沿いにレストランが並ぶエリアではなく、ビーチが会場。下調べ不足で普通のサンダルで行ってしまいましたが、こちらでしっかり観戦する場合は、ビーチサンダルで行くのがおすすめ。

雰囲気はアバディーンの硬派でストイックな感じと比べると、楽しくお祭りな感じ。入り口部分からだと、レースを遠くに見るかたちになってしまうので、こちらはどちらかというと出場者とその家族たちが楽しく盛り上がるの会場のようです。英語のアナウンスがあったのは、ありがたかったです!

チームのテントにはお洒落なケータリングがあったり、デカスロンがショップを出していたり。ミニチュアオールが売られていて、うっかり欲しくなりそうになりました笑。

せっかくなのでスタンレーマーケットを少し冷やかして。こちらの食材店「Raymond Deli Club」は冷凍のパンが種類が多くばら売りで買えるのが気安くて、時々お世話になっています。

輸入食材も量が多めな分リーズナブル。お店でも買えますが、保冷剤と保冷バッグを持って行くと、よりお買い物が楽しめると思います^^他のお気に入りのお店は無くなってしまったり、テイストが変わってしまったり。。レストランもお気に入りのところがなくなってしまって、残念でした。

今年も、まだドランゴンボート見られます!

なお、今週末には、尖沙咀でも大会が開かれるそうです。

When: June 15-16, 2024
Where: Off Tsim Sha Tsui East Promenade
Time: 8am–5:30pm
Official Website: www.hkcdba.org/en/hkidbr

混雑が予想されますが、香港らしい賑わいのあるお祭りなので、お買い物やお出かけのついでにご覧になっても楽しいかもしれません^^

⇩中秋節の火龍(ファイヤードラゴン)、今年も楽しみですね^^

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