占いの黄大仙から一駅|南蓮池に蓮の花を見に行こう

6月上旬の焼けるように暑い朝、向かったのは鑽石山(ダイアモンドヒル)駅。
生活圏からは行きづらい立地で後回しになっていたのですが、蓮池が美しいときいて、花咲く季節に行かねばと。今回は、ちょうど行く予定にしていた黄大仙の占いが開く前の時間を狙いました。
入って左手にある階段を上がると、正面にシンメトリーに聳える志蓮浄苑。
境内の左右に配されている柵の中に、色とりどりの睡蓮が浮かんでいました!
ちなみに、睡蓮は、蓮の花と混同されがちですが、水面近くに咲き、つややかな丸い葉っぱに切れ込みがあるのが特徴。蓮の花は早朝に咲くイメージがありますが、こちらは朝9時半ごろも満開で、4月頃から、日中、色とりどりに咲く様子が夏終わりまで見られるようです。
境内には、見事なブーゲンビリアの盆栽もあり、目を奪われました。お寺の内部も見学できるようです。
これだけでも見にきた甲斐がありましたが、このお寺は庭園の一部。庭園の一番のフォトスポットは、こちらです。
唐の時代(618-907年)の様式を模した建築に、香港らしい高層マンションが迫る様子がダイナミック。建物自体は古いものではないので重厚とはいかないですが、よく計画されたランドスケープで、敷地の広さ以上の空間を感じました。
実際、庭園ときいて構えるほどには広くなく、一本道なので、迷わず見所を制覇できます。今回の所要時間は、暑かったせいもありますが、写真を撮りながらで30分ほど。MTRで一駅の黄大仙とあわせて行くのも、おすすめです!
売店や軽食店、ベジ点心を楽しめる茶芸館などもあるので、今度はもう少し時間を取ってお邪魔してみたい。
ちなみに、行きづらいイメージのあったこちらの庭園ですが、実は、最寄りのMTRのダイアモンドヒル駅から徒歩2分。駅近にも関わらず、庭園内は都会の喧騒を忘れるような雰囲気で、揺れる百日紅の桃色の花ものどかでした。木々が多いので、虫除けスプレーは必携です。
最初の蓮の池のある志蓮浄苑は、南蓮園池と道路を挟んで歩道橋で結ばれており、階段で上がっていく形になるので、ぜひ見逃さずに行かれてください!地図でいうと、上部のグレーの建物が志蓮浄苑になります。
公式サイトより
駅からは、C1出口エスカレーターを上がるとユニクロがあるので、道路を左手に道なりに歩きます。案内板もあるので、迷うこともありません!
Address: Fung Tak Rd, Diamond Hill
Lotus Garden(志蓮浄苑)
Opening Hours:7:00am to 7:00pm
When a No.8 or above Tropical Cyclone warning is issued,the Garden will be closed.The Garden will re-open within 2 hours after the signal is cancelled.
Chi Lin Nunnery(南蓮園池)
Opening Hours:9:00am to 4:30pm
When a No.3 or above Tropical Cyclone Warning Signal or a Black Rainstorm Warning Signal is issued,the Nunnery will be closed.The Nunnery will re-open if the signal is cancelled before noon.
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