アジアのベストレストラン50(2021年)、一位に輝いた「The Chairman」のランチ
香港のグルメファンの間で、必ずと言っていいほど名前が挙がる「大班樓 The Chairman」。Asia’s 50 Best Restaurants 2021年度版で第一位に輝いたこともあり、今や、3ヶ月前の予約が必須のお店となっています。
前回お伺いしたのが、2020年3月。以前は年季の入ったビルでしたが、一本下のビルに移転してぐっとお洒落になりました。雰囲気はどこか会員制のクラブのよう。
メニューもがらっと変わっていて、今はアラカルトがなく、昼も夜もコースのみ。前日にお店からWhatsappで連絡がきて、そこでリストの中からメニューを選びます。今回子供がいたので、チャットでコースは大人だけ注文したいこと、子供はアラカルトでお願いしたいことを伝えると、スムーズに対応してくださいました。(ちなみに、アラカルトはなく、子供達にはチャーハンをお願いしました)
当日は、もうお席にメニューが用意してある状態でスタート^^
前菜からは3品。
コロッケのようなのは、味のバランスも食感もよくて好みでしたし、チャーシューはとろとろの脂身としっかりしたお肉の部分がどちらも楽しめる一皿。唯一、スープはちょっと独特なお味だったので、次は頼まないかな…よく考えると、高級中華のコースのスープで当たり!って少なくて、このあたりが、アラカルトの方が好きな理由かもしれません。
メインは海鮮とお肉から3種を選びます。
とにかく、これを食べに来たと言っても過言ではない「酔っ払い蟹(花蟹の紹興酒蒸し)」。前回は時価でしたが、追加料金なしでコースに入ってるのは良心的に感じました!
ふわぁと甘い紹興酒の香りと、しっかりした蟹の甘さがよく合います。お酒が弱い方は香りだけでもよってしまいそうでしたが、子供からはこの腸粉が意外に人気でした。
お肉料理からは、パリパリチキン、スペアリブをチョイス。
メインは追加オーダーができるようになっていて、ガルーパのチリ炒めもオーダー。一口食べて辛い!!となるほど、じわぁとくる麻辣です。ぶつ切りのお魚を使っているので、お魚のゼラチンが苦手な方にはおすすめできないですが、旨みがよくでていて、辛さが白身の甘さを引き立てていました。こちらも人気メニューのよう。
海鮮がごろごろ入っているチャーハンはコースでも選べますが、別でオーダーしたので、ごはんものは河粉の牛肉炒めに。麺が米粉なのと、焼きうどんのようなどこか懐かしいお味が好きで、こちらのお店に限らず、家族で中華レストランに行く時はよく頼みます^^最後はデザートでしめくくり。
食べきれない分はお持ち帰りさせていただいたほど、どれもポーションは大きめで、お腹いっぱいになりました。
テーブル付きのスタッフの方がきめ細やかにみてくださっていて、お皿もすぐ変えてくださいますし、お茶の継ぎ足しなども完全にお任せ。(同じクラスのお店でも、サービスレベルは結構違うので…)
アラカルトで美味しかった料理が食べられなくなったのは残念でしたが、以前と変わらない、地元の漁師などから仕入れた、新鮮な素材のよさを活かした料理を楽しむことができました。
予約方法
今回、「7、8、9月」分の予約が、5/1 9:00AM(HKT)からスタート。予約開始とほぼ同時に入室したところ、15分後くらいに予約画面に入れましたが、その段階で、7、8月の週末ランチは完全に埋まっていました…!9月の週末から予約日を選択。この時点で、1,200HKDのデポジットを支払うクレジットカードを入力(なお、予約の72時間前までのキャンセルであれば、デポジットは戻ってくるようです)。
実は、スマートフォンの数分後にPCの方でも待機していたのですが、そちらは1時間待ちと出ていたので、休日に予約を入れるなら、開始と同時に入って待つ必要がありそうです。
これまで人気チケット争奪戦というのをやったことがなかったので、すごいな!!という感じでしたが、今は12月までが埋まっていて、一月からの予約は、おそらく11/1から開くのではないかと思います。近くなるとHPにアナウンスが出るので、ご興味ある方はぜひチェックしてみてください^^
3rd Floor, The Wellington, 198 Wellington St, Central
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