【香港ホテル中華】唯一無二の北京ダック|Spring Moon in Peninsula

香港gourmet

これまで香港の美味しい&素敵な雰囲気の中華レストランをたくさんご紹介してきましたが、実は、こちらが未往訪でした…!

『Spring Moon/嘉麟樓』

ペニンシュラ香港、1階(日本でいう2階)にある中華で、ミシュランは一つ星。どうも周りの方の評価が分かれる印象があって今になってしまったのですが、「ここの北京ダックが一番好き!!」とグルメな方がおっしゃっていたので、ずっと行ってみたかったのです^^

まずは点心類から。

最初のチャーシューパイからさくっさくで、あんがとろっと熱く甘くて、これは好み!エビ餃子(ハーガウ)は、XO醬(別で注文)を載せると、これぞペニンシュラの味という感じ。腸粉のXO醬炒めは、、期待していただけに、他のお店の方が好みだったかな?(個人的お勧め「腸粉のXO醬炒めは」は逸東軒と營致會館なんです)

しかし、XO醬とこの小籠包は、さすがに特筆すべき美味しさ。XO醬は、1980年代にこちらのペニンシュラ香港のシェフが編み出したのが始まりだそう。ブティックのものもいただいたことがありますが、それよりオイルがフレッシュというかあっさり感じました。こちらで瓶詰めもしていただけるそうなので、一度は試してみたい。そして、この鷹の爪がX、お皿がOに見立ててあるんですって(@meg_billsさんに教えていただきました)!

小籠包は、ブイヤベースが入っている?と思わず覗き込んだくらい、甲殻類の旨みが凝縮。ホテル飲茶の中でも、この小籠包は記憶に残る一品でした^^

そして、お待ちかねの北京ダックが登場。最初見せてくださった時に、自分で包むかどうかきかれるので、お任せしたいと伝えると、包む皮に取り分けた状態で、綺麗にサーブしてくださいます。(お野菜は自分で包みます)

こちらも、一口食べてびっくり!!ここの皮は羽二重餅のような、もちもちとろける皮。それが他にはない感じで、すごく美味しい!これまで、皮は薄ければ薄いほどいいと思っていましたが、概念が変わりました。

北京ダックは、念の為、皮だけ(身を付けずに)カットしてもらうようにお願いしました。一枚あたりの北京ダックも大きめで食べ応えがあったので、6人でお伺いして2枚ずつは、ちょうどよい量だったかなと思います。(とはいえ、美味しかったので、気持ちとしては後2つくらい食べられそう^^)

北京ダックの身を使ったレタス巻き、海老とマカダミアナッツ炒めで締め。

思っていたよりお腹いっぱい&時間切れで、ご飯ものとデザートまで辿り着けませんでしたが、大満足なランチとなりました。ちょっと辛口になりますが、前評判が様々だった理由は、お料理によって「すごく美味しい!」と「普通」というのがあるからかも。そういうわけで、次行く時の覚書を置いておきたいと思います。

【次行く時の覚書】

・卓上のソースはXO醬ではないので、別で注文する(40HKD)

・点心は、チャーシューパイと小籠包がおすすめ。

・北京ダッグは念の為前日にオーダーしておきましたが、サーブまでは1時間くらいかかるので、時間には余裕を(ホテルランチで11:30からオープンしているのはありがたい!)。2品目はレタス巻きか葱炒めで選べるので、次回は、葱炒めにしようかな

・デザートは、マンゴープリンが人気だそう

テーブルには日本語ができる方がついてくださり、お茶のサーブやお料理のとりわけなどもスムーズで、その辺りはさすが。そのおかげで、色々な気を遣うことなく、お料理と会話を楽しむことができました。

香港での生活は、もちろん大変なこともあるけれど、こうやって美味しい中華を楽しくいただけるなら、全部チャラでお釣りがくるなと思えるひとときでした!

Peninsula Hong Kong

Spring Moon/嘉麟樓

1/F, The Peninsula Hong Kong, Salisbury Rd, Tsim Sha Tsui

⇩香港のお洒落で美味しい中華レストランは、こちらにまとめています!文中でご紹介した、逸東軒と營致會館も掲載しているので、ぜひご参考ください^^

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