<おすすめ絵本:小学生低学年>天動説に何を思うか

香港の子育て

絵本が大好きな子供で、そのまま、<本を読む時間をこよなく愛する大人>になったBOOKWORMな私が、「子育てに効く本」を子供向け、大人向け問わず、ご紹介しています。

『安野光雅 天動説の絵本 ーむかしてんがうごいていたころのおはなしー』

「地球が丸いなんて当たり前だし」
「迷信なんてばっかじゃないの?」

なんて、子供がいう前に、ぜひ読んでほしい本。

5歳の娘に、星座やお空のことを記した絵本を探して、見つけたこちらは、字が小さいのでちょっと難しく感じられますが、文章は平易で、娘も1人で読めるレベル。そして、それでいながら、大人の私が読んでも引き込まれ、「昔、そんな時代があった」ことが、まるで小説を読んでいるかのように、切々と迫ってきて、読み終わった後、思わず胸が詰まりました。

あとがきが、あまりに「私が感じたことは、まさにこれ!これを私も娘に言いたい!」と感じたので、そのまま引用させてください。

(地動説を唱えた学者を弾圧した)そうした歴史を思うと、「地球は丸くて動く」などと、なんの感動もなしに軽々しく言ってもらっては困るのです。
この本は、もう地球儀というものを見、地球が丸いことを知ってしまった子どもたちに、いま一度地動説の驚きと悲しみを感じてもらいたいと願ってかいたものです。

長い迷信の時代に、虐げられた人が積み重ねた歴史を思い、「驚きと悲しみ」を感じること。

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